火鍋と言えば、中国の鍋料理として有名で日本でもそうであるように、中国の各地方によって使用される材料、味付けもさまざまで本当に多くの種類があります。その中でも、今日本で人気上昇中なのが「麻辣(マーラー)火鍋」。主に中国四川地方や台湾で作られる辛味の強い鍋底(スープ)をベースにした鍋料理です。四川省では、日本でポピュラーな麻婆豆腐やチンジャオロースといったものよりもはるかに一般的に食べられている料理です。
火鍋で特徴的なのはその鍋です。日本の鍋は土鍋や鉄鍋などひとつの鍋で一種類のものを作りますが、火鍋はひとつの鍋が仕切られていて、それぞれに入れられた二種類の違ったスープを味わうことができます。辛味の強い麻辣火鍋でも、一方に辛いスープ、もう一方に辛くないスープを入れることで、大人と子供や、辛いものが苦手な人なども一緒にひとつの鍋を楽しむことができるのです。また、このスープは、火鍋専門店で購入することもできるので、鍋があれば家庭で楽しむこともできます。
麻辣火鍋の魅力はそのスープです。火鍋を扱うお店では、各店で秘伝のスープとタレを持っていて、門外不出のその味付けはさまざまですが、ほとんどのお店で辛味を出す唐辛子をはじめとして、花椒、生姜、にんにく、陳皮、桂皮など多くの漢方薬の材料として有名なものが使われています。これらの材料のおかげで麻辣火鍋は冬に食べて体を温めるだけではなく、夏バテ防止としてもおすすめの料理です。
大人になってから、しかもごく最近になってから、初めて知人に連れられて火鍋なるものをごちそうになった。赤と白の汁に肉や野菜を入れて煮込んでいく料理だ。もとはモンゴルの鍋だったらしいが、中国を経て日本にやってきたようである。本当はラムが美味しいらしいが、私は羊が苦手なので、それを配慮した知人が鶏肉と豚肉にしてくれた。赤と白に分かれた汁の中にはなつめやクコの実が浮いていていかにも体によさそうだった。
いわゆる薬膳料理なのだろう。
火鍋と言えば赤と白のスープが分かれている鍋に、魚介、肉、野菜を入れて食べる四川料理の鍋料理です。赤のスープは本当に辛くて、これぞ四川料理という感じです。一方で白のスープは、白湯ベースで辛くなく、赤の辛さを程よく抑えてくれるとともに、あっさりとしていてそれだけでも十分楽しめるものです。最後には麺を入れて食べてしめまでばっちりの料理です。中国料理の中でも代表的な鍋料理である火鍋は一度是非食べていただきたい料理です。
火鍋を初めて食べる人は必ず白いほうから食べてほしいです。というのも赤のスープは本当に辛いので、慣れていないと白いスープの味がわからなくなってしまいます。ですので最初に白を味わってから赤に挑戦してください。
以前香港に住んでいたときに、外食のときに何度か火鍋やさんに連れて行ってもらったことがあります。かなりの人気店だったようで、いつ行っても地元の人ですごく混雑していました。日本語はおろかスタッフによっては英語ができない、なんてこともあるお店ですが、指差し確認でなんとかうまく注文できるものです。お鍋に入れる具材を注文するときは、値段ごとに食材が並んだカードに鉛筆で欲しい個数を書いてお店の人に渡すというシステム。中国語を見て適当に頼んだら予想外のものが出てくる、なんていうドッキリも楽しいです。
火鍋というと、真っ赤で辛いだし汁が有名ですが、我が家の定番は割とシンプルなだし汁の火鍋でした。
鍋料理というのは冬の時期の料理の代表的な料理ですが、近年鍋料理も昔ながらの寄せ鍋やすきやき以外にもキムチ鍋、豆乳鍋、カレー鍋など様々な種類の鍋料理が出てきています。そしてその中でも特に辛いと言うイメージなのが火鍋です。火鍋というと中国や台湾などで食されているものですが、近年日本でも良く見かけるようになりました。そして具体的にどういう鍋かと言うと現代の中華料理店で提供されているのは鍋が二つに区切られているものが良く知られていると思います。
初めて麻辣火鍋を食べたのは台北でした。衝撃でした。間違いなくそれまでの人生で食べた一番辛い食べ物でした。でも後をひく感じで食べるのを止められません。ビールもすすみます。翌日台湾人の同僚に話したら台北でも一番辛い麻辣火鍋を出すレストランへ連れて行ってくれました。確かに初めて食べたお店よりも辛い。一定以上辛いとあとはもう同じとも聞きますが、それは違います。明らかに上には上があります。台北ではそのお店を贔屓にしていました。
香港に住んでいた頃もよく麻辣火鍋は食べていましたが、どこをどう探しても、全体的に台北より辛さが足りませんでした。